
# isitagentready.com と AgentReady.md は何を測っているのか

Cloudflare は [isitagentready.com](https://isitagentready.com) でスキャナーを提供しており、サイトが AI エージェントに対応できているかを教えてくれます。私たちも agentready.md で同じことを言うものを出しています。どちらも無料で、URL を受け取り、点数を返します。

同じ道具ではありません。どちらかの助言に従う前に、その違いを理解しておく価値があります。

## Cloudflare のスキャナーが調べるもの

同社のページによると、五つの分類で検査します。

- **発見しやすさ**：robots.txt、サイトマップ、`Link` レスポンスヘッダー、DNS for AI Discovery
- **本文へのアクセス性**：Markdown のコンテンツネゴシエーション
- **ボットのアクセス制御**：robots.txt の AI ボット規則、Content Signals、Web Bot Auth
- **プロトコルの発見**：MCP Server Card、Agent Skills、WebMCP、API Catalog、OAuth discovery、OAuth Protected Resource、Auth.md、ARD マニフェスト
- **コマース**：x402、MPP、UCP、ACP

サイト種別で検査を絞り込むこともでき、最後にコーディングエージェント（Cursor、Claude Code など）に貼り付けるための指示文をまとめて渡してくれます。

新しいプロトコルの網羅範囲は、私たちがこれまで見た中でいちばん広いものです。とくに x402、UCP、ACP といったエージェント決済の規格を調べるところは他にほとんどなく、Cloudflare はその現場に十分近いので一覧を最新に保てます。エージェントが取引する API や店舗を作っているなら、あのスキャンは私たちのものが教えないことを教えてくれます。

## 私たちのものが調べるもの

同じ `well-known` 記述子のうち十種類は私たちも調べます。MCP、A2A のエージェントカード、Agent Skills、OAuth discovery と protected resource、API カタログです。プロトコルの発見については実際に重なりがあり、向こうのほうが広いです。

残りはまったく別の問いに答えます。**サイトが何を宣言しているかではなく、読み終えたエージェントの手元に何が残るか**です。

- **本文の効率**：ページのどれだけが中身で、どれだけが足場か。トークン単位で計測
- **セマンティック HTML**：筋の通った見出し、本物の `<article>` と `<main>`、代替テキスト、入れ子の深さ
- **構造化データ**：Schema.org、Open Graph、canonical、宣言された言語
- **機械にとっての読みやすさ**：JavaScript なしで動くか、ページの重さ、ソース内での本文の位置

そして、エージェントが残りを捨てたあとに保持するのと同じ形、つまり Markdown に変換したページをお返しします。

## 二つの問いのあいだの隔たり

Cloudflare の一覧にあるプロトコルをすべて宣言していても、取得したエージェントにとって使いものにならないサイトはありえます。

よくできた React の店舗を想像してください。妥当な `mcp.json`、エージェントカード、OAuth discovery、x402 も配線済み。プロトコルの発見では満点です。ところが商品ページを JavaScript なしで取得すると空の器が返ってくる。読むものがなく、引用するものがなく、顧客がアシスタントに「どの取引先がいいか」と尋ねたときに推薦する材料もありません。

逆もあり、そちらのほうが多いくらいです。サーバーで描画された素直で完全なページなのに、クローラーを通す robots.txt の規則がないせいでどのエージェントにも見つけてもらえない。

**プロトコルの宣言は約束です。本文はその約束の履行です。** 二つのスキャナーは、それぞれ別の半分を調べています。

## 向こうのスキャナーが私たちのバグを見つけた

これは仮の話ではありません。私たちの robots.txt は何か月ものあいだオリジンで `404` を返していて、誰も気づきませんでした。Cloudflare の管理された Content Signals Policy がエッジで代わりに応答しており、私たちが書いてもいないもっともらしいファイルを返していたからです。そして私たち自身の採点器がその `200` を読んで、自分たちに合格を出していました。

isitagentready.com ははっきり言いました。robots.txt が見つからない、と。向こうの道具が、私たちの道具が覆い隠していた実際の問題を見つけたのです。直した結果、点数は 93 から 90 に下がりました。低いほうが正直な数字でした。

ここから二つ言えます。ひとつ、第二の意見には価値がある。とくに最初の意見が自分のものであるときは。ふたつ、CDN 越しに読むスキャナーは、その CDN に物語を聞かされうる。向こうのものも、私たちのものも含めて。

## どちらを使うか

両方です。無料ですし、数秒で終わります。

**Cloudflare のものから始めてください**。問いが「エージェントが私と取引するために必要なプロトコルを出せているか」なら。API、MCP サーバー、取引が絡むもの。一覧はより長く、標準化団体により近い位置にあります。

**私たちのものから始めてください**。問いが「アシスタントが私のページを読んだとき、実際に何を持ち帰るのか」なら。コンテンツサイト、ドキュメント、自社が何を売っているかを説明している企業。答えが期待より悪いのはたいていこちらで、自分のページを Markdown で見た瞬間に腑に落ちます。

健全なのは両方に合格することです。よくあるのは、片方に合格してもう片方を一度も開かないことです。

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